連休明け、生産フル稼働で『年初好調』を目指し

新春早々、当市の各工場は休日ムードから一気に稼働モードに切り替え、巳年の初四半期「幸先良いスタート」に向け全力で生産に取り組んでいます。広精欣社の生産現場では、機械の轟音が奮闘のメロディーを奏でている。作業場では、従業員たちが慣れた手つきで設備を操作し、一工程一工程に集中して取り組んでいます。彼らの表情には集中力と熱意が漲っており、旧正月休みが明けたばかりにも関わらず、全員が素早く仕事モードに戻り、緊張感ある作業に没頭しています。

広精欣社は自動車内装部品製造装置の専門メーカーとして、車両天井用ウェットラインやファブリックコーティングラインなどの製品を国内外市場に展開しています。今年に入り受注量が持続的に増加し、現在では5月分までの生産が予定されています。市場需要に応えるため、同社工場は旧正月休み明け即時操業を再開し、全生産ラインがフル稼働状態にあります。張坤副総経理は「今年の受注状況は非常に好調で、納期厳守のため全力で生産を推進しています。現在従業員の出勤率は100%を達成し、生産ラインも安定稼働中で、生産能力は順調に向上しています」と説明しました。

生産現場では、記者の目には、作業員たちが明確な役割分担のもと、息の合った連携作業を展開している様子が映りました。原材料の加工から完成品の組み立てまで、すべての工程が整然と進められています。長年の経験を持つベテラン従業員李輝さんは『新年は新たなスタートです。私たちは自分の努力で工場の発展に貢献し、同時に自分たちの生活もより良くしたいと思っています。仕事は忙しいですが、みんなやる気に満ちています』と語りました。

企業の順調な再稼働と生産再開を保障するため、政府関連部門は積極的に行動し、自ら進んでサービスを提供しています。休暇前から詳細な再稼働・生産再開計画を策定し、各企業の再開時期や生産スケジュールを明確にしました。休暇後は迅速に作業チームを組織し、企業を訪問して政策の説明、サービス提供、生産要素の確保などを行い、電力・水道・ガス・人材などの供給保障措置を徹底的に実施しました。さらに、企業の生産プロセスで生じる問題点や障害をタイムリーに解決しています。

政府関係部門の責任者は次のように述べました。「企業は経済発展の重要な支えであり、我々は引き続きビジネス環境の改善に努め、企業支援の強化を通じて、企業の成長・発展を後押ししていきます。各企業には、新たな年において機会を捉え、更なる発展を遂げ、当市の高品質な経済発展により大きな貢献をされることを期待しています」